書架沈没船36525

100年あれば物語が36525ぐらい意識下に溜まるような気がする。その書架の引き出し。

勇気爆発バーンブレイバーン 第2話「イサミィーーッ!そろそろだよな、イサミィーーッ!!」 【感想】

サブタイで確信しました。
これは真面目な顔をしてボケて見せてる作品や……。
(記事タイトル書くの恥ずかしい)

 

OPが「昭和でもこんな歌の感じやったか⁉︎」みたいなもうもろギャグです、って顔のまさに作品の自己紹介OPとして作ってありました。(でもなんとなく時々特にスミスさんが星を背景に沈んでいく画などシリアスな背景があるようなほんのり気がするよく分からないけれど)

 

--------------以下内容感想---------------

 

ブレイバーンが敵の成り立ちを説明してくれました。
だが明らかに君も無機物とくに金属に命が宿ったやつですよね?

一話時点ではまだ、とりあえず子供向けスーパーロボットだけど大人の懐古にも対応しています、みたいな作品なのかと考える余地を残していましたが…………こりゃ大人がターゲットだわ。すまん、「さあ、私の中に!」のきもちわるさ(もちろん声優さんはわざとそう演技されている)から目を背けてはいけなかった。きもちわるいと思わせるように作ってあるからそう感じるのは間違っていなかったんだ。という二話のブレイバーンくんでした(……”さん”かもしれない?)。

パトスを熱弁するシーンはほぼ連想ワードで構成されているしそのセリフに被せて水が流れるのでもう確信犯ですね…………。会議室のみなさんがうんざりしていて視聴者の共感は主人公じゃなくてここに集められるという(なので作品の主眼は”こうしてツッコミながら見てください”な事だと思います)。

 

アイキャッチサウンドと画もどことなく往年のロボットアニメ感。
音楽といい、画といい、この〝寄せている〟感を作って見せているのが逆に凄いなと思います。ロボ同士の戦いで金管の演奏や和風の音がちょっと浮いて作ってる感がする。

 

スミスさん、主人公より目がきらきらして見えるのもバランス良い顔しているのも、「生理的に無理」って断られるから必要以上に下げ対象に見られないためにそうしているのでは無いでしょうか。「生理的に無理」はきつい……ブレイバーンさんはもっと地球人の感情を学習して……ください。スミスさん何度も思い返して傷ついてるやん……。

そういえばブレイバーンくんは「ミスター」って呼ばれて否定しないから「ミスター」で良いのかな?

 

二話ではスミスさんの好感度があがる回でした。
主人公を助けてくれるし産卵中の亀にも謝ってくれるし。優しい。つまずいて「すまない、産卵中に」は天然ボケの才能も感じます。

でも浜辺の女の子はカラーリングと脱出ポッドが飛び出してた描写からあの敵機のやつだから拾ったらいかんやつではないでしょーーーーか?
だからと言って今回見えたスミスさんの性格的に拾わない事はないでしょうし、しかし作戦本部にバレたら(イサミと同じ様に)拷問になるかもしれないし、しかし匿うとスミスさんの立場がまずいし、で一番ハラハラしました。

この浜辺がCパートってことは、衝撃謎EDよりも次回視聴動機へのアトラクタとしての作用を期待されていたって事で…………ええそうですね、一番ドキドキしたし次回も気になります。

 

 

今週の謎:

・戦闘後に服が無くなる仕様とは?
 一体的に活動したという事でアクエリオン的なあれのさらに婉曲表現かと考えましたが、一話の後に服がなくなったのではなく今回が初めて的なイサミの反応だったので、そういうわけではない模様。(では何故?)

・EDは何故舞台で歌って踊っているのですか? ??? ???????

 厚みのある手に指を絡めていく動きがなめらかで何故そうまでしてこのシーンを? そういえばなんで脱いでるんだろう? この世は所詮舞台装置??????

ギャグのツッコミアニメとして見るようにと作っているのでしょうがつい突っ込んでしまいました。