House M.D.
患者は嘘を吐くから、と診察嫌いの医者。
六年間も診察せずに解雇されなかったのは驚きです。
確かに患者は嘘を吐くし、痛みの度合いとか箇所とか期間とかが正確じゃなかったり、その証言で診断していくのも一苦労かも……?
などと予想しながら見始めました。
前評判は高評価だったような? ぐらいの知識で視聴開始です。
--------------以下 1話内容感想--------------------
幼稚園の就業中に倒れて運ばれて来たレベッカ。
医者が顔付き合わせて病名をあれじゃないかこれじゃないかとしているシーンがリアル。
MRI検査ってハンマー音がしますと言われるけれど、あの狭い空間の中でハンマー音を聞き続けるのは患者によっては苦痛かもしれないと思いました。後の話で出て来ますが、高濃度酸素ポッドも閉所恐怖症者には無理かも。
ハウス医師は診察嫌いだけど、診察しなさすぎて早々に診察ペナルティを課せられて診察することに(……安楽椅子探偵的な予想をしてたのでちょっとがっかり……)。嘘の中の真実を探すとはいえ、結局のところ部下に患者の診察は頼むので一切診察せずに診断するわけではないようです。
それにしても首席で卒業したのに犯罪歴のおかげで採用されたんだと知らされてしまったフォアマンは災難でしたね……美人だけど困難な道を選んで素晴らしい、的に評されたキャメロンはまだ良かったのか、と思いましたがやっぱり嫌だな。そりゃ医者は困難な道でしょうが、美しさを武器にする職業が楽なわけじゃないですし。医者の道を選んで努力もしたのに、採用の決めては結局美しさかよ…………いや”美しさを利用せず努力したから雇った”っていうふうに言っていたけど、やっぱりその判断は”美しい””けど”っていう判断が入っているやつね。
病因は寄生虫でした。ハムにも寄生虫がいるの……⁉︎ とそっちの方が気になった回でした。こんな身体中に卵が回って虫が住み着くようなのは怖い。思わず有鉤条虫を調べました。ハムも加熱済みだし生ハムもおそらく塩漬け乾燥の過程を経ているから大丈夫大丈夫な筈。
レベッカが子供たちに囲まれてさあキスして! っていうシーンはまさに幼稚園教諭で良かったです。
ドクター・ハウスは、うーん、なんだかセリフ回しにちょくちょく受け入れきれない時があります。まあ患者を診ず病名を推測する、というミステリーを期待して2話目も見ようと思います。