書架沈没船36525

100年あれば物語が36525ぐらい意識下に溜まるような気がする。その書架の引き出し。

地球に落ちて来た男(2022) 第3話 舞い降りた約束の天使【感想】

<THE MAN WHO FELL TO EARTH 3. NEW ANGELS OF PROMISE>

 

世界はファラデーを知り、これから(1話冒頭のようにプレゼンするまでになるのか)走り始めます。

 

-----------以下 第3話内容感想------------------

 

しかしみな、〝宇宙人〟という結論に到達するのが早い。10話しかないから仕方がないが、現実的にはちょっと結論が早いですね。(物語内としては正解だから良いのですが)

 

病気を引き受けて大変な事になったりスキンスーツが変形したり、母天体以外で生活するのは大変そうです。

そうそう気になって検証しましたが、ファラデーがプールに浮きながら見ていた星空は、いて座のあたりなので、おそらくアンシアもその方向(銀河の中心方向)にあるのではないかと考えます。
銀河のうち疎であるところよりも、密集しているところの方が生命が発達している星もありそう、というイメージにも合致します。

 

サブタイトルの「NEW ANGELS OF PROMISE」とは?
新約聖書の〝約束〟に掛かるとは思いますが、その〝新しい約束〟を理解していないのではっきりとは分かりません。〝神の国〟あるいは〝神もたらす平穏〟のようなものだと思いますが……。
ファラデーとジャスティンによる量子融合が地球とアンシアを救うだろう、という事かなと思います。最後のブッククラブの人々にとっては、地球外の技術を見せられたときにはまさに、ファラデー(とジャスティン)が新しい世界を齎す天の使いのように見えた事でしょう。

 

ファラデーが量子融合器(?)を出したとき、ロンドンの建物まわりの電気が点いた、って事でしょうか?
BGMが「主よ人の望みの喜びよ」で、光や明かりというのはまさしく人の希望の象徴なのだと思いました。