<THE MAN WHO FELL TO EARTH 2. UNWASHED AND SOMEWHAT SLIGHTLY DAZED>
未だ洗われていない、をしてなんとなくちょっとぼーっとしている
(という感じ?)
地球の文化にはまだ主人公にとって未知で、ただちょっとだけぼんやりと何かが分かっている回でした。
ジャスティンにとっても彼のことは未知で、ただぼんやりと、彼が何か風変わり以上の何かである事が分かってきました。
ファーストコンタクトを終えてようやく歩き出せそうな二人です。
---------以下 2話内容感想-------------
1976年の映画「地球に落ちて来た男」を見ておいてよかったと思いました。
人間を覚えていられない私ですが、なんとなくあの〝ニュートン氏〟の面影と不安定さを感じる先達の登場です。
ただこの(おそらく)ニュートン氏は40年で年を取ったのか? 映画の方では人間に対して年を取るのが遅そうな感じでしたが……?
アンシア人(仮称)にとってX線は眩しいという新情報が出ました。
可視光外の波長も視覚情報として感じるということは、〝ファラデー〟に取って地球の景色は地球人類とは違って見えるのかもしれません。それとわずかな人体内の分泌も嗅ぎ分けられるとなると、かなり地球はごちゃごちゃに感じるのではないかな、と思いました。
CIAの人の注文の仕方で、一見人当たりが良いクソ嫌な奴という描き方がすごかった。こんな客がいたら実際どうしよう(どうしてやろう)、って考えてしまった。可哀想にウェイトレスさん……。
1話2話と念入りに何回も、ファラデーの人倫外の事を見せられて来たのでジャスティンの家では猛烈に心配しましたが、電気による治療だったのでほっとしました。
たしかに未成年と体の動かない老人を家に置いて旅には出られないと思っていましたが……ファラデーはその体はどうするのでしょうか。神経接続だか電気パルスだかを交換するだけしかできないのかな?
ただしかし、ファラデーは動けなくなりましたがジャスティン一家の信頼は勝ち得ました。
音楽が一つの車に乗ったさまざまな年代の生き物をつなぎ、ゆっくりと進み始めました。
アンシア情報:
残り数千人。
先達のニュートン氏を皆待ち侘びていた。
ニュートン氏は地球人から隠れている?
X線は眩しい。
わずかなパルスもホルモン分泌も検知できる。
アンシアは不要と判断されれば処分されていそうな社会。使命がある間だけ生きているようだ?
謎
ニュートン氏はなぜ「人間に愛情を抱くな」と言ったのか?